外国人犯罪
2026-10-23

ホテル1棟借り上げた国際詐欺拠点を摘発、中国人74人ら外国人113人含む118人逮捕 日本人女性もSNS恋愛から暗号資産投資に誘引 ベトナム

タグ: 外国人犯罪 ベトナム 中国 インド 特殊詐欺 海外事例

本記事は複数の公開情報をもとに事実関係を整理したものです。逮捕・捜査段階の内容を含む場合、それは刑事手続きの一段階に過ぎず、有罪が確定した事実を意味するものではありません(推定無罪の原則)。起訴・不起訴・裁判の結果など、その後の経過について新たな情報が確認され次第、内容を更新します。本記事は特定の個人・団体・国籍・民族・思想信条を不当に貶める意図はなく、事実に基づく客観的な情報提供を目的としています。

ベトナム北中部タインホア省の警察は2026年10月17日、同省ギーソン街区のホテル「バンホア」を拠点に国際的なオンライン詐欺を行っていたグループを摘発し、計118人を逮捕した。VIETJOベトナムニュースの報道によると、グループはホテル1棟を丸ごと借り上げて活動しており、逮捕者のうち113人が外国人だった。国籍別の内訳は中国人74人、インド人28人、カンボジア人9人、マレーシア人1人、ミャンマー人1人で、外国人のうち18人はベトナムに不法入国しており、1人は国外で指名手配されていた。主犯格は中国籍のチャオ・シュエフォン容疑者(39)とされる。

省警察は10月21日、主犯格の男ら84人を立件したと発表した。容疑は、コンピューターや通信ネットワーク、電子機器を使った資産詐取と、不法出入国・不法滞在の手配・仲介。組織は6グループに分かれ、日本、韓国、台湾、中国、インド、米国などを標的にしていた。日本人女性に対しては、SNSで親密な関係を築いたうえで暗号資産への投資を勧誘する手口を用いていたという。ほかにも株式投資やFX、架空の求人、オンラインスポーツ賭博を装った詐欺を行っていた。逮捕者に日本人は含まれていない。

現在の状況: 日本国内の被害者数や被害額、組織の資金の流れ、立件されなかった34人の処遇については本稿執筆時点で明らかになっていない。続報が入り次第更新する。

東南アジアを拠点とした対日詐欺をめぐっては、2026年9月にタイ・バンコクやマレーシア・ペラ州でも拠点が摘発されている。関連記事

編集部の視点

現時点では起訴・不起訴の判断が出ておらず、捜査段階の情報に基づく記事である点に留意されたい。逮捕はあくまで刑事手続きの一段階であり、有罪が確定した事実を意味しない(推定無罪の原則)。なお、警察庁・法務省の統計によれば、来日外国人による刑法犯の検挙件数は2023年から2年連続で増加している一方、2005年のピーク時と比べると依然として低い水準にある(関連記事)。個別の事案が全体の統計的傾向を代表するとは限らない点を踏まえた上で、続報を注視したい。

出典: VIETJOベトナムニュース
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