外国人犯罪
2026-10-13

「ボイスフィッシング」被害金3000万円の資金洗浄疑い、ベトナム国籍の女(34)逮捕 ベトナム側でも7人摘発

タグ: 外国人犯罪 特殊詐欺 マネーロンダリング ベトナム

本記事は複数の公開情報をもとに事実関係を整理したものです。逮捕・捜査段階の内容を含む場合、それは刑事手続きの一段階に過ぎず、有罪が確定した事実を意味するものではありません(推定無罪の原則)。起訴・不起訴・裁判の結果など、その後の経過について新たな情報が確認され次第、内容を更新します。本記事は特定の個人・団体・国籍・民族・思想信条を不当に貶める意図はなく、事実に基づく客観的な情報提供を目的としています。

警察庁は2026年10月13日、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)などの疑いで、ベトナム国籍で無職のグエン・テイ・フオン容疑者(34)を逮捕したと発表した。時事通信などの報道によると、容疑者は2025年3月、「ボイスフィッシング」と呼ばれる詐欺の被害金について、法人名義の口座から約3000万円を、ベトナムのマネーロンダリンググループが管理する口座へ送金させた疑いがもたれている。

容疑者は日本国内で、ボイスフィッシングの実行グループと資金洗浄グループをつなぐ仲介役だったとみられる。捜査は警察庁サイバー特別捜査部と複数の県警による合同捜査本部が担当した。警察庁からの情報提供を受けたベトナム当局が、現地でマネーロンダリンググループの7人を摘発したという。不正に送金された資金は数時間以内に引き出され、日本国内のATMで出し子が現金化したうえ、暗号資産などの形で詐欺グループ側に戻されていたとされる。

ボイスフィッシングは、発信元が国際電話番号で、自動音声のアナウンスの後に人の声に切り替わるといった特徴があり、警察庁が注意を呼びかけている。

現在の状況: 容疑者の認否や、被害の全容、ほかの関与者、送致・起訴の可否については本稿執筆時点で明らかになっていない。続報が入り次第更新する。

編集部の視点

現時点では起訴・不起訴の判断が出ておらず、捜査段階の情報に基づく記事である点に留意されたい。逮捕はあくまで刑事手続きの一段階であり、有罪が確定した事実を意味しない(推定無罪の原則)。なお、警察庁・法務省の統計によれば、来日外国人による刑法犯の検挙件数は2023年から2年連続で増加している一方、2005年のピーク時と比べると依然として低い水準にある(関連記事)。個別の事案が全体の統計的傾向を代表するとは限らない点を踏まえた上で、続報を注視したい。

出典: 時事通信/共同通信/日テレNEWS NNN
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