「ウソの婚姻届」提出容疑、中国籍の男と日本人の女を逮捕 愛知
本記事は複数の公開情報をもとに事実関係を整理したものです。逮捕・捜査段階の内容を含む場合、それは刑事手続きの一段階に過ぎず、有罪が確定した事実を意味するものではありません(推定無罪の原則)。起訴・不起訴・裁判の結果など、その後の経過について新たな情報が確認され次第、内容を更新します。本記事は特定の個人・団体・国籍・民族・思想信条を不当に貶める意図はなく、事実に基づく客観的な情報提供を目的としています。
愛知県警は2026年6月24日、在留資格を得るためうその婚姻届を市役所に提出した疑いで、中国籍で職業不詳の王志剛容疑者(36)と、岐阜県瑞穂市の会社員・鈴木理胡容疑者(25)を逮捕した。前年3月、岐阜県瑞穂市役所にうその婚姻届を提出したとされる。王容疑者は「日本で長く働くための資格が欲しかった」、鈴木容疑者は「報酬を得るため」とそれぞれ供述し、いずれも容疑を認めているという。
王容疑者は仲介したブローカーに200万円ほど支払い、鈴木容疑者は報酬として100万円以上を得ていたとみられる。この2人を仲介したブローカーの男女は、他のカップルの偽装結婚あっせんでも既に逮捕・起訴されており、岐阜県で摘発された呂明峰容疑者・坂口篤子容疑者(関連記事)と同一人物とみられる。
現在の状況: 逮捕段階であり、王・鈴木両容疑者の起訴・不起訴の判断は本稿執筆時点で明らかになっていない。一方、仲介したブローカー側は既に起訴されている。
同一のブローカーが複数県にまたがり偽装結婚を斡旋していた構図が明らかになりつつあり、警察は他にも同様のあっせんがなかったか捜査を進めている。
編集部の視点
現時点では起訴・不起訴の判断が出ておらず、捜査段階の情報に基づく記事である点に留意されたい。逮捕はあくまで刑事手続きの一段階であり、有罪が確定した事実を意味しない(推定無罪の原則)。なお、警察庁・法務省の統計によれば、来日外国人による刑法犯の検挙件数は2023年から2年連続で増加している一方、2005年のピーク時と比べると依然として低い水準にある(関連記事)。個別の事案が全体の統計的傾向を代表するとは限らない点を踏まえた上で、続報を注視したい。