日本向け覚醒剤2キロ密輸未遂、タマリンドペースト容器に隠匿 バンコクでベトナム人6人逮捕
本記事は複数の公開情報をもとに事実関係を整理したものです。逮捕・捜査段階の内容を含む場合、それは刑事手続きの一段階に過ぎず、有罪が確定した事実を意味するものではありません(推定無罪の原則)。起訴・不起訴・裁判の結果など、その後の経過について新たな情報が確認され次第、内容を更新します。本記事は特定の個人・団体・国籍・民族・思想信条を不当に貶める意図はなく、事実に基づく客観的な情報提供を目的としています。
タイ・バンコク首都圏警察は2026年7月21日、日本へ発送される予定だった荷物からタマリンドペーストの容器に隠された覚醒剤(アイス、結晶状メタンフェタミン)が見つかったことを受け、バンコク市内4か所を家宅捜索し、ベトナム国籍の男女6人を逮捕したと発表した。タマリンドペーストの瓶6本の底に、純度の高い覚醒剤約2.059キロが隠されていたという。
事件は、日本とタイの間で荷物を運搬していた女性が同年7月3日にSNS上のアカウントから「日本まで荷物を運んでほしい」との依頼を受け、配送サービスの運転手がバンコク・バンコクノイ区の住宅に段ボール箱を届けたことから発覚した。タイ警察は国際的な薬物密売組織の関与を視野に、関係者や資金の流れについて捜査を進めている。
現在の状況: 本件はタイ当局による逮捕であり、日本国内での立件状況や送致・起訴の可否は本稿執筆時点で明らかになっていない。密輸先とされた日本側での捜査状況を含め、続報が入り次第更新する。
日本向けの覚醒剤密輸をめぐっては、末端価格21億円超とされるイラン国籍の男による密輸事件(関連記事)や、末端価格8億円分の密輸罪でアメリカ国籍の大学生が起訴された事件(関連記事)などが既に報じられており、日本を最終目的地とする国際的な薬物密輸ネットワークの存在が繰り返し浮かび上がっている。