外国人犯罪
2026-06-25

宮城の強盗致死事件、パキスタン国籍の被告に差し戻し審で無罪判決 一審は通訳の「意訳」誤りで懲役23年

タグ: 外国人犯罪 宮城県 強盗致死 パキスタン

本記事は複数の公開情報をもとに事実関係を整理したものです。逮捕・捜査段階の内容を含む場合、それは刑事手続きの一段階に過ぎず、有罪が確定した事実を意味するものではありません(推定無罪の原則)。起訴・不起訴・裁判の結果など、その後の経過について新たな情報が確認され次第、内容を更新します。本記事は特定の個人・団体・国籍・民族・思想信条を不当に貶める意図はなく、事実に基づく客観的な情報提供を目的としています。

仙台地裁(榊原武裁判長)は2026年6月25日、強盗致死などの罪に問われたパキスタン国籍のレフマン・アブダル被告(43)に対する差し戻し審で、無罪判決を言い渡した。共同通信などの報道によると、起訴内容は2020年7月25日から26日にかけて、宮城県柴田町の自宅で、インド国籍の建設会社経営者シン・ラカウェンダラさんの首を絞めて死亡させ、かばんなどを奪ったというもの。

2021年10月の一審・仙台地裁は、被告の取り調べでの自白供述を根拠に懲役23年を言い渡していた。しかし2024年3月、仙台高裁は、この自白供述を訳したパンジャブ語通訳の意訳が「限度を超えていた」と認定し、一審判決を破棄して審理を仙台地裁に差し戻していた。差し戻し審では、被告と共犯者とされる人物との共謀の有無が主な争点となり、検察側は懲役23年を求刑したが、仙台地裁は「共謀があったとするには合理的な疑いが残る」として無罪を言い渡した。

現在の状況: 検察側が判決を不服として控訴するかどうかについては本稿執筆時点で明らかになっていない。この判決は6月25日に言い渡されたが、8月末にSNS上で改めて拡散し関心を集めた。続報が入り次第更新する。

編集部の視点

現時点では起訴・不起訴の判断が出ておらず、捜査段階の情報に基づく記事である点に留意されたい。逮捕はあくまで刑事手続きの一段階であり、有罪が確定した事実を意味しない(推定無罪の原則)。なお、警察庁・法務省の統計によれば、来日外国人による刑法犯の検挙件数は2023年から2年連続で増加している一方、2005年のピーク時と比べると依然として低い水準にある(関連記事)。個別の事案が全体の統計的傾向を代表するとは限らない点を踏まえた上で、続報を注視したい。

出典: 共同通信/NHKニュース/tbc東北放送
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