生きたトカゲ約200匹を靴下に隠し密輸未遂 メキシコ国籍の男逮捕 1匹100万円で転売目的か
本記事は複数の公開情報をもとに事実関係を整理したものです。逮捕・捜査段階の内容を含む場合、それは刑事手続きの一段階に過ぎず、有罪が確定した事実を意味するものではありません(推定無罪の原則)。起訴・不起訴・裁判の結果など、その後の経過について新たな情報が確認され次第、内容を更新します。本記事は特定の個人・団体・国籍・民族・思想信条を不当に貶める意図はなく、事実に基づく客観的な情報提供を目的としています。
警視庁生活環境課は2026年8月12日、関税法違反(無許可輸入未遂)の疑いで、メキシコ国籍のダニエル・イサーク・ベラスコ・バルタサル容疑者(23)を逮捕したと発表した。時事通信などの報道によると、容疑者は同月8日、スーツケースに入れた靴下22足の中に、メキシコ高地原産のアオアシモニタートカゲ計約200匹を隠し、羽田空港で密輸しようとした疑いがもたれている。税関職員による検査でトカゲの一部が死んでいるのが見つかり発覚した。
容疑者は容疑を認め、「1匹750円ほどで仕入れた」と供述しているという。同種のトカゲは国内では1匹10万円前後で取引されているとみられる。同種のトカゲの取引には、絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約に基づく輸出許可が必要。7月下旬、爬虫類の展示会に絡んでトカゲの密輸を試みる人物がいるとの匿名の情報提供が警視庁に寄せられ、これを受けた羽田空港の税関職員が容疑者のスーツケースを検査したことが摘発の端緒になったという。
現在の状況: 送致・起訴の可否や、密輸ルート・販売先の全容については本稿執筆時点で明らかになっていない。続報が入り次第更新する。
編集部の視点
現時点では起訴・不起訴の判断が出ておらず、捜査段階の情報に基づく記事である点に留意されたい。逮捕はあくまで刑事手続きの一段階であり、有罪が確定した事実を意味しない(推定無罪の原則)。なお、警察庁・法務省の統計によれば、来日外国人による刑法犯の検挙件数は2023年から2年連続で増加している一方、2005年のピーク時と比べると依然として低い水準にある(関連記事)。個別の事案が全体の統計的傾向を代表するとは限らない点を踏まえた上で、続報を注視したい。