電動自転車を無許可で「モペット」に改造・販売、ベトナム国籍の男2人逮捕 SNSで集客し170台改造
本記事は複数の公開情報をもとに事実関係を整理したものです。逮捕・捜査段階の内容を含む場合、それは刑事手続きの一段階に過ぎず、有罪が確定した事実を意味するものではありません(推定無罪の原則)。起訴・不起訴・裁判の結果など、その後の経過について新たな情報が確認され次第、内容を更新します。本記事は特定の個人・団体・国籍・民族・思想信条を不当に貶める意図はなく、事実に基づく客観的な情報提供を目的としています。
大阪府警交通捜査課は2026年7月31日までに、道路交通法違反(整備不良等)の疑いで、大阪府高石市高師浜の会社員グエン・タイン・タイ容疑者(27)ら、ベトナム国籍の男2人を逮捕したと発表した。容疑は同年1~2月、ベトナム籍の女性客3人と共謀し、電動アシスト自転車3台のペダルをこがずモーターの力だけで走行できるよう改造し、運転免許が必要な「モペット」に仕立てたというもの。
タイ容疑者らは、約3年前からSNSで客を集めて改造を請け負い、これまでに計約170台を改造、総額約400万円を売り上げていたとみられている。改造した自転車は見た目が通常の電動アシスト自転車とほぼ変わらないが、速度は通常の約2倍に当たる時速30キロ程度まで出るという。府警のサイバーパトロールで、タイ容疑者らが改造の様子をSNSに動画投稿していたことから発覚した。タイ容疑者は「バイクになると知っていた」と容疑を認めているという。
現在の状況: 2026年7月31日、堺簡易裁判所は両容疑者に対し略式命令を出し、27歳の容疑者に罰金27万5000円、26歳の容疑者に罰金5万円が科された。約170台を改造し総額約400万円を売り上げていたとされる規模に比して、科された罰金は低額にとどまっており、抑止効果を疑問視する声もある。
SNSを通じた違法な副業・ビジネスの摘発事例としては、白タク営業への名義貸し事件(関連記事)なども報じられており、SNSでの集客を介した外国籍者による違法サービス提供が各地で摘発されている。
編集部の視点
現時点では起訴・不起訴の判断が出ておらず、捜査段階の情報に基づく記事である点に留意されたい。逮捕はあくまで刑事手続きの一段階であり、有罪が確定した事実を意味しない(推定無罪の原則)。なお、警察庁・法務省の統計によれば、来日外国人による刑法犯の検挙件数は2023年から2年連続で増加している一方、2005年のピーク時と比べると依然として低い水準にある(関連記事)。個別の事案が全体の統計的傾向を代表するとは限らない点を踏まえた上で、続報を注視したい。