政策・自治体の動き
2025-07-28

埼玉県知事、日本とトルコのビザ免除協定「一時停止」を政府に要望

タグ: 埼玉県 移民 共生 クルド人 自治体 トルコ
誰が
埼玉県 大野元裕知事
いつ
2025-07-28
どこで
埼玉県(県議会議員との意見交換会)
何を
トルコ国籍者の不適切な滞在が繰り返されているとして、日本政府に日本とトルコ間のビザ免除協定の一時停止を要望
なぜ
クルド人を含むトルコ国籍者による在留資格問題が埼玉県内(川口市等)で相次いだため
どのように
県議会議員との意見交換会の場で知事が要望を表明。地方自治体首長が外交案件に踏み込む極めて異例のケース

本記事は複数の公開情報をもとに事実関係を整理したものです。逮捕・捜査段階の内容を含む場合、それは刑事手続きの一段階に過ぎず、有罪が確定した事実を意味するものではありません(推定無罪の原則)。起訴・不起訴・裁判の結果など、その後の経過について新たな情報が確認され次第、内容を更新します。本記事は特定の個人・団体・国籍・民族・思想信条を不当に貶める意図はなく、事実に基づく客観的な情報提供を目的としています。

埼玉県の大野元裕知事は2025年7月28日、県議会議員との意見交換会の場で、日本政府に対し日本とトルコ間のビザ免除協定の一時停止を要望する考えを示した。トルコ国籍者による不適切な滞在が繰り返されていることを理由に挙げたという。

日本とトルコの間には1985年からビザ免除協定があり、トルコ国籍者は観光や短期滞在目的であれば最長90日間ビザなしで日本に入国できる(日本人がトルコに入国する際も同様の扱いを受ける)。埼玉県内では川口市を中心にクルド人住民をめぐる各種トラブルが報じられており(関連記事)、こうした状況を踏まえた提言とみられる。

外交上の取り決めであるビザ免除協定の見直しは本来、国が判断する事項であり、地方自治体の首長がこうした外交案件に直接踏み込んで要望するのは極めて異例のケースといえる。出典がやや小規模な媒体であるため、他媒体での裏取りを推奨する。

ビザ免除協定の停止は外交上の取り決めであり、通常は外務省など国の機関が判断する事項である。地方自治体の首長がこうした外交案件について直接要望を行うのは極めて異例であり、地方自治体が直面する外国人関連の課題が国政レベルの外交判断に影響を与えようとした事例として注目される。

埼玉県川口市を中心に報じられているクルド人住民をめぐるトラブル(関連記事)が、こうした知事の発言の背景にあるとみられる。

編集部の視点

自治体レベルでの対応は、国の制度設計と住民の実感との間のギャップを埋める役割を担っている。本件のような動きが他の自治体にも波及するかどうかは今後の焦点となる。特に、同種の課題を抱える自治体間での情報共有や、成功事例の横展開が進むかどうかが、この分野全体の実効性を左右すると考えられる。 川口市のクルド人コミュニティをめぐる問題の全体像については、当サイトの経緯まとめ記事もあわせて参照されたい。

出典: Next Generation(県議会意見交換会での知事発言を報道)
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