技能実習・特定技能
2026-09-02

塗料製造ミキサーに巻き込まれインドネシア国籍の技能実習生(21)死亡 深夜に1人作業 広島・大竹市

タグ: 技能実習・特定技能 広島県 労災事故 インドネシア

本記事は複数の公開情報をもとに事実関係を整理したものです。逮捕・捜査段階の内容を含む場合、それは刑事手続きの一段階に過ぎず、有罪が確定した事実を意味するものではありません(推定無罪の原則)。起訴・不起訴・裁判の結果など、その後の経過について新たな情報が確認され次第、内容を更新します。本記事は特定の個人・団体・国籍・民族・思想信条を不当に貶める意図はなく、事実に基づく客観的な情報提供を目的としています。

広島県警大竹署は2026年9月2日午後10時20分ごろ、大竹市明治新開の戸田工業大竹事業所で、インドネシア国籍の技能実習生インドラ・クルニアワンさん(21)が死亡しているのが確認されたと発表した。中国新聞デジタルや東京新聞などの報道によると、クルニアワンさんは塗料を製造するための直径・深さともに約1.1~1.5メートルの円柱型の大型ミキサーで、粉状の原材料をかき混ぜる作業に1人で従事していた。機械に詰まった原材料を取り除こうとした際、何らかの原因で機械が作動し、首を挟まれてミキサーに巻き込まれたとみられている。

事故当時、現場に目撃者はいなかった。危険な機械を用いる作業では通常、2人1組での作業や非常停止装置の設置、十分な安全研修の実施が求められており、深夜帯に1人で作業させていた点が問題視されている。大竹署と広島労働局は、防犯カメラの映像なども含め労災事故として原因を詳しく調査している。

現在の状況: 事故の詳しい原因や、監理団体・受け入れ企業の安全管理体制、労働局による是正勧告や送検の可否については本稿執筆時点で明らかになっていない。続報が入り次第更新する。

編集部の視点

技能実習制度は2027年4月に「育成就労制度」へと移行する予定であり(関連記事)、本件のような動きも、この移行過程における制度設計の一環として位置づけられる。受け入れ拡大を進める際には、送り出し国側の仲介業者問題や、受け入れ企業側の管理体制整備など、実務レベルでの課題も同時に解決される必要がある。制度が「絵に描いた餅」にならないためには、施行後の運用実態を継続的に検証していく視点が欠かせない。

出典: 中国新聞デジタル/東京新聞/西日本新聞
タグから記事を探す »